- Core i7-14700と相性の良いグラボはどれなの?
- 最適なグラボを選びたい!
- ボトルネックは発生しない?
- Core i7-14700搭載のコスパの良いゲーミングPCを教えて!
本記事ではこのような悩みを解消します。
結論、Core i7-14700は「RTX4070 SUPER」「RTX4070Ti SUPER」あたりのミドルクラスのグラフィックボードと組み合わせるのがおすすめです。
また、マルチコア性能も高いのでゲーム配信や動画編集も可能です。
前半で「Core i7-14700の性能、他CPUとの比較」、後半で「組み合わせるのにおすすめのグラボ、Core i7-14700搭載おすすめモデルの紹介」を紹介しているので参考にしてください!
Core i7-14700の基本スペック
Core i7-14700は20コア28スレッドと、ゲーミング性能&マルチコア性能が従来のCore i7-13700と比べてパワーアップしているCPUです。
ミドルクラス〜ハイエンドクラスのグラフィックボードと相性が良く、WQHDや4Kのゲーム環境を快適にしてくれます。
マルチコア性能も向上しており、ゲーム配信や動画編集などの複数の作業を同時に処理できるのでクリエイターにも最適です。
【Core i7-14700基本情報】
モデル | Core i7-14700 |
コア数 | 20コア |
スレッド数 | 28スレッド |
Pコア数 | 8コア |
Eコア数 | 12コア |
ベースクロック | P=2.1GHz E=1.5GHz |
最大クロック | P=5.4GHz E=4.2GHz |
L2キャッシュ | 28MB |
L3キャッシュ | 33MB |
TDP | 65W |
販売価格 | 63,000円 |
従来のモデルCore i7-13700と比較
従来のCore i7-13700と比較してみましょう。
Core i7-14700 | Core i7-13700 | |
コア数 | 20コア | 16コア |
スレッド数 | 28スレッド | 24スレッド |
Pコア数 | 8コア | 8コア |
Eコア数 | 12コア | 8コア |
Pコア:ベースクロック/最大クロック | 2.1GHz / 5.4GHz | 2.1GHz / 5.2GHz |
Eコア:ベースクロック/最大クロック | 1.5GHZ / 4.2GHz | 1.5GHZ / 4.1GHz |
L2キャッシュ | 28MB | 24MB |
L3キャッシュ | 33MB | 30MB |
TDP | 65W | 65W |
販売価格 | 63,000円 | 56,000円 |
Core i7-14700は、第13世代のリフレッシュモデルであるため基本的なアーキテクチャは変わらないですが、PコアとEコアの最大クロック数が引き上がっています。
Pコアが0.2GHz、Eコアが0.1GHz上昇。
L2キャッシュとL3キャッシュも増量されています。
Pコア/Eコアとは?
ゲーミングPCにおいて、Pコアの役割はゲームのメイン処理を担当、例えるならチームのエース。
Eコアの役割はバックグラウンドタスクや軽負荷な処理を担当、例えるならチームのサポート役。
PコアとEコアは、それぞれ異なる役割を分担することで、高いゲームパフォーマンスと省電力を両立しています。
ベースクロック/最大クロックとは?
ベースクロックは、CPUの基本的な動作速度を決めて、最大クロックは、負荷の高い作業時にCPUが瞬間的に到達する最高速度です。
ベースクロックと最大クロックが高いCPUほど、高いフレームレートを期待できます。
L2キャッシュ/L3キャッシュとは?
L2キャッシュは、CPUコアごとに搭載されており、よく使うデータを保存します。
容量が大きいほど、ゲームに必要なデータに素早くアクセスでき、フレームレートが向上します。
L3キャッシュは、すべてのCPUコアで共有されており、あまり使わないデータを保存します。
容量が大きいほど、多くのデータを保存でき、ゲームのロード時間が短縮されます。
つまり、L2キャッシュとL3キャッシュの両方が大きいゲーミングPCは、より快適なゲームプレイが可能です。
【Core i7-14700】他のCPU性能と比較
Core i7-14700と他のCPUの性能を比較してみましょう。
Core i7-14700 | Core i5-14400 | Core i7-13700 | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 5700X | |
コア | 20コア | 10コア | 16コア | 8コア | 8コア |
スレッド | 28スレッド | 16スレッド | 24スレッド | 16スレッド | 16スレッド |
ベースクロック | P=2.1GHz E=1.5GHz | P=2.5GHz E=1.8GHz | P=2.1GHz E=1.5GHz | 4.2GHz | 3.8GHz |
最大クロック | P=5.4GHz E=4.2GHz | P=4.7GHz E=3.5GHz | P=5.2GHz E=4.1GHz | 5.0GHz | 4.3GHz |
L2キャッシュ | 28Mb | 9.5MB | 24MB | 8MB | 4MB |
L3キャッシュ | 33MB | 20MB | 30MB | 96MB | 32MB |
PBP | 65W | 65W | 65W | 120W | 105W |
販売価格 | 63,000円 | 35,800円 | 56,000円 | 48,000円 | 26,000円 |
Core i7-14700の競合となるのが「Ryzen 7 7800X3D」です。
ゲーム配信や動画編集などのクリエイティブな作業をしたい人は、「Core i7-14700」がおすすめ。
クリエイティブな作業をしないなら、ゲーミング性能最強クラスと評価されている「Ryzen 7 7800X3D」がおすすめです。
【Core i7-14700】おすすめのグラボを紹介
Core i7-14700と組み合わせるのにおすすめのグラボは以下の4つです。
おすすめグラボ
- RTX4070
- RTX4070 SUPER
- RTX4070Ti SUPER
- RTX4080 SUPER
Core i7-14700なら、ミドルクラス〜ハイエンドクラスまで幅広く対応しています。
どのグラボと組み合わせても、グラボの性能を上手く引き出してくれます!
グラフィックボード性能表
フルHD | WQHD | 4K | |
RTX4060 Ti | ◎ | △ | ✕ |
RTX4070 | ◎ | ◎ | △ |
RTX4070 SUPER | ◎ | ◎ | △ |
RTX4070 Ti SUPER | ◎ | ◎ | ◎ ゲームによっては△ |
RTX4080 SUPER | ◎ | ◎ | ◎ |
Core i7-14700搭載モデルを紹介
最後に、Core i7-14700を搭載した高コスパモデルをご紹介します。
今回紹介するBTOメーカーはこちらです。
- マウスコンピューター
- フロンティア
- STORM
マウスコンピューターは国内生産&高品質が特徴で、24時間電話サポートがあるなどアフターサポートが手厚いです。
フロンティアはとにかくコスパが最強で、セールのモデルがめちゃくちゃ安いです。
STORMは白いPCケースが特徴的で、見た目もコスパも抜群です。
3つのモデルをピックアップしたので参考にしてください!
マウスコンピューター:G-Tune DG-I7G7S
マウスコンピューターより引用
価格 | 289,800円(税込) |
CPU | Core i7-14700F |
CPUクーラー | 水冷 |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
フロンティア:FRGHLB760/WS1124
フロンティアより引用
価格 | 239,980円(税込) |
CPU | Core i7-14700F |
CPUクーラー | 空冷 |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
フロンティア:FRGHLB760/WS619
フロンティアより引用
価格 | 271,800円(税込) |
CPU | Core i7-14700F |
CPUクーラー | 空冷 |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD 2TB NVMe |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
フロンティア:FRGHLB760/WS624
フロンティアより引用
価格 | 302,800円(税込) |
CPU | Core i7-14700F |
CPUクーラー | 水冷 |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD 2TB NVMe |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
STORM:LB-147F47S
STORMより引用
価格 | 279,800円(税込) |
CPU | Core i7-14700F |
CPUクーラー | 簡易水冷(画像表示機能付き) |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
STORM:LB-147KF47TiS
STORMより引用
価格 | 324,000円(税込) |
CPU | Core i7-14700F |
CPUクーラー | 簡易水冷(画像表示機能付き) |
GPU | GeForce RTX 4070Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
Core i7-14700は幅広いグラボと組み合わせられる!
Core i7-14700は、ゲーミング性能とマルチコア性能が高水準です。
ミドルクラス〜ハイエンドクラスのグラフィックボードと組み合わせましょう。
WQHD・4Kでのゲームプレイで快適なパフォーマンスが期待できます。
最後に、本記事のおさらいをしましょう。
なお「CPUと主要なグラボの相性を知りたい!」という人は、以下記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。