Ryzen7 5700Xはどのグラボと相性がいい?おすすめモデルも3つ紹介

悩んでいる人
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  • Ryzen7 5700Xと相性の良いグラボはどれ?
  • RyzenのAMDとCoreシリーズのIntelどっちがおすすめなの?
  • Ryzen7 5700Xを搭載したおすすめモデルも知りたい!

本記事ではこのような悩みを解決します。

Ryzen7 5700XはIntelのCore i5-13400と近いスペックのCPUで、主に15万〜20万円の価格帯のミドルスペックのゲーミングPCで使用されています。

結論、「RTX4060Ti」と「RTX4060」のグラボと相性が良く、組み合わせとしておすすめです。

記事の前半で「Ryzen7 5700Xの解説IntelとAMDの違い」、後半では「Ryzen7 5700X搭載おすすめモデル3つ」を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

ryzenのcpu搭載のpc

Ryzen7 5700XはAMDが製造するデスクトップ向けの高性能なプロセッサ(CPU)です。

8つのコアと16スレッドを備えており、ゲームやマルチタスク処理に強力なパフォーマンスを発揮します。

また、ゲームプレイ中に複数のタスクを同時に行えたり、高解像度のゲームを快適に動作させたりできます。

クロック速度も高いのでゲームの応答速度が向上し、高いフレームレートでのゲームプレイが可能です。

Intelの同性能のCPUとして「Core i5-13400」が近いゲームパフォーマンスを発揮します。

Ryzen7 5700Xと他の主要なCPUをピックアップしました。

CPU性能を比較したい人は、ぜひ参考にしてみてください!

【Ryzen7 5700Xと他の主要なCPU比較】

CPUスペックスコア価格TDP
Core i7 14700F20コア28スレッド4871460900円65W
Core i7 13700F16コア24スレッド4177257250円65W
Core i5-14400F10コア16スレッド2629034330円65W
Core i5-13400F10コア16スレッド2597931770円65W
Ryzen7 77008コア16スレッド3562040900円65W
Ryzen7 7800X3D8コア16スレッド3515253800円120W
Ryzen5 7500F6コア12スレッド2691234959円65W
Ryzen7 5700X8コア16スレッド2681724800円65W

【Ryzen7 5700Xと他の主要なCPU】

Ryzen7 5700XとCore i5-13400Fのスペックの差はほとんどないですが、価格の差は1万もあるので、Ryzen7 5700Xのほうがコスパは高いですね。

まずは、IntelとAMDの得意な領域を説明していきます。

簡単に説明すると以下のような感じです。

Intelの得意なこと:シングルコア性能に優れているプロセッサ

AMDの得意なこと:マルチコア性能に優れているプロセッサ

シングルコアとかマルチコアとか分からない人のために、もう少し詳しく解説しますね。

ゲーミングPCではシングルコア性能が重視されている

一般的にゲーミングPCでは、シングルコア性能とマルチコア性能の両方が重要ですが、シングルコア性能がより重視されます。

理由としましては以下のとおりです。

1.ゲームの大部分はシングルスレッドで動作する

多くのゲームは、シングルスレッドでの処理能力が重要で、ゲームのパフォーマンスはCPUのシングルコア性能に大きく依存します。

したがって、シングルコア性能が高いCPUを選ぶことで、ゲームの快適なプレイが期待できます。

2.マルチコア性能は将来的な拡張性を考慮する:

最近のゲームは、マルチスレッドやマルチコアを活用するようになっています。

将来的には、より多くのゲームがマルチコア性能を活用する可能性があるのでマルチコア性能も無視できません。

将来のゲームや他のタスクにも対応できるCPUを選ぶことは重要ですが、現時点ではシングルコア性能の方が優先されます。

ゲーミングPCではシングルコア性能が重視されているとわかったところで、次にIntelとAMDのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

IntelとAMDは、両方ともゲーミングPC向けのプロセッサ(CPU)を提供していますが、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。

Intelのメリット・デメリット

まずは、Intelのメリット・デメリットを紹介していきますね。

Intelのメリット3つ

Intelのプロセッサはシングルコア性能が高く、多くのゲームやアプリとの互換性があり、信頼性が高いです。

また、CPU市場で長い歴史があり、品質管理や信頼性で高い評価を得ている。

Intelのデメリット2つ

Intelのプロセッサは、同等の性能を持つAMDのプロセッサよりも一般的に価格が高い場合があります。

そして、AMDに比べてIntelのプロセッサはマルチコア性能が若干劣ることがあります。

AMDメリット・デメリット

次に、AMDのメリット・デメリットを紹介します。

AMDのメリット3つ

AMDのプロセッサはマルチコア性能が高く、同性能のIntelのプロセッサよりも価格が安くコスパ面も優秀です。

また、最新のテクノロジーを積極的に取り入れており、PCIe 4.0などの新しい機能を提供しています。

AMDのデメリット2つ

Intelに比べて、AMDのプロセッサはシングルコア性能が若干劣ることがあります。

また、一部のゲームやアプリケーションはIntelに最適化されているため、AMDのプロセッサを使用する場合、最適化が必要な場合があります。

以上の特徴やメリット・デメリットを考慮して、ゲーミングPCを構築する際には自分の予算やニーズに合ったCPUを選択することが大切です。

ゲーミングPCにおいてCPUとグラフィックボード(GPU)の相性は非常に重要です。

ここでは、なぜゲーミングPCにおいてCPUとグラフィックボード(GPU)の相性、組み合わせが重要なのか説明していきますね。

1.相性が良いと最適なゲームパフォーマンスを体験できる

ゲーミングPCはCPUとグラボがお互いに協力してゲームを処理し、最適なパフォーマンスを提供します。

グラボの役割はゲームのグラフィックスを描画し、美しい画像や滑らかな動作の作成することです。

一方、グラボの相方となる「CPU」は、ゲーム内のさまざまな計算や処理を担当し、敵の動きや物理演算、ゲーム内のAI(人工知能)などを処理します。

このように、CPUとグラボはゲーム処理において密接に連携しているので両者の相性が良いことが重要でと言えます。

2.相性が悪いとボトルネックが発生する

グラボとCPUの性能に大きな差があると、CPUがグラボの足を引っ張る形となりボトルネックが発生します。

相性が悪い場合、CPUとグラボの間でデータのやり取りが上手くいかず処理に遅れが生じ、結果的にゲームのフレームレートが低下したり、画面がカクついたりする問題が発生する可能性があります。

したがって、ゲーミングPCを構築する際には、CPUとグラボの相性を考慮することが重要です。

3.CPUがグラボの足を引っ張らないことが重要

適切な組み合わせを選択することで、最適なパフォーマンスを実現できます。

CPUとグラボはゲーム処理においてチームとして働く重要なパートナーであり、その相性が良いことは快適なゲーム体験を実現するために不可欠な要素です。

いくらグラボが最強クラスでもCPU性能が低いと、グラボの持っている能力を引き出せないので注意してくださいね。

Ryzen7 5700Xと相性の良いグラボは「GeForce RTX4060 Ti」で、コスパも高いのでおすすめです。

RTX4060Tiは中〜高性能なグラボで、Ryzen7 5700Xとバランスがとれておりゲームやクリエイティブ作業を快適に楽しめます。

また、RTX4060Tiの1つ下のスペックの「RTX4060」も組み合わせとしては問題ないです。

注意なのが、RTX4060Tiの1つ上のスペックの「RTX4070」との組み合わせです。

Ryzen7 5700XとRTX4070を搭載したモデルは20万円以下で購入可能と予算的には嬉しいですが、RTX4070の性能を引き出すにはパワー不足です。

「ボトルネックを回避できる」、「ゲームパフォーマンスを最適化できる」、「コスパが高い」の3拍子揃っているグラボがRTX4060Tiです。

最後に、Ryzen7 5700Xを搭載したおすすめモデルを紹介します。

グラボは相性の良い「RTX4060Ti」からピックアップ!

マウスコンピューター:NEXTGEAR JG-A7G6T

NEXTGEARの画像
マウスコンピューターより引用
価格179,800円(税込)
CPURyzen7 5700X
CPUクーラー水冷
GPUGeForce RTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD 1TB NVMe
電源750W 80PLUS BRONZE
  • RTX4060Ti搭載モデルが17万円台で購入可能
  • ストレージ1TBと容量たっぷり
  • 電源750Wと十分な構成
  • 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
  • カスタマイズでLEDが選べる
  • マインクラフトが無料で付いてくる
  • フロントに大きなクロスを形どっているデザイン
  • クロスの真ん中にブランドカラーのマゼンタで「NEXTGEAR」のエンブレム
  • サイドガラスパネル標準装備
  • 冷却性能にこだわった設計
  • 脱着が簡単なホコリ取り用フィルターを2箇所装着

フロンティア:FRGKB550/WS1016/NTK

白と黒のゲーミングPCが並んでいる画像
フロンティアより引用
価格164,500円(税込)
CPURyzen7 5700X
CPUクーラー空冷
GPUGeForce RTX 4060 Ti(8GB)
メモリDDR4-3200 32GB
ストレージSSD 1TB NVMe
電源600W 80PLUS BRONZE
  • RTX4060Ti搭載モデルが16万円台で購入可能
  • 安心のメモリ32GBでゲーム配信可能
  • ストレージ1TBと容量たっぷり
  • 高い冷却性と拡張性を両立
  • 同性能の「Coe i5-14400F」搭載モデルは1万円高い165,800円で販売

STORM:LB-57X46Ti8G

黒いゲーミングPC
STORMより引用
価格179,800円(税込)
CPURyzen7 5700X
CPUクーラー空冷
GPUGeForce RTX 4070 SUPER
メモリDDR4-3200 32GB
ストレージSSD 1TB NVMe
電源850W 80PLUS GOLD
  • RTX4070 SUPER搭載モデルが29万円台で購入可能
  • 安心のメモリ32GBでゲーム配信可能
  • ストレージ1TBと容量たっぷり
  • 電源850Wと十分な構成
  • フロント2面ガラスによる幻想的なデザイン
  • 270℃パノラマ強化ガラス 絶景
  • LEDスイッチでARGB変更可能
  • 埃を防ぐマグネットフィルター搭載
  • ケースサイズ:高さ405mm 奥行440mm 幅235mm

マウスコンピューター:NEXTGEAR JG-A7G6T(スターター5点セット)

NEXTGEAR JG-A7G6T(スターター5点セット)
マウスコンピューターより引用
価格209,800円(税込)
CPURyzen7 5700X
CPUクーラー水冷
GPUGeForce RTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB
ストレージSSD 512B NVMe
電源750W 80PLUS BRONZE
  • RTX4060Ti搭載モデル+マウス、キーボード、ヘッドセット、液晶ディスプレイがセットになっており20万円台で購入可能
  • ゲーミング環境が整っていないゲーミングPC初心者の人におすすめのセットモデル
  • 単品購入と比べると約16,000円もお得
  • すぐにゲームを始めたい方にオススメ!

Ryzen7 5700XとRTX4060Tiを搭載したゲーミングPCなら、最適化されたゲームパフォーマンスを味わうことができます。

コスパも高いので、初めてゲーミングPCを買う人は検討してみてはいかがでしょうか?

最後に記事の内容をおさらいしましょう。

  • Ryzen7 5700Xと相性の良いグラボはRTX4060Ti
  • RTX4070はボトルネックが発生する可能性あり
  • Ryzen7 5700X×RTX4060Ti搭載モデルは20万円以下で購入可能
  • ゲーミング環境を一瞬で揃えられるセットモデルもある
  • Ryzen7 5700Xと同性能のCPUはCore i5-13400F
  • Intelはシングルコア性能、AMDはマルチコア性能が優れている
  • 一般的にゲーミングPCではシングルコア性能が重視されている
  • AMDが特別ゲーミング性能が低いわけではない
  • CPUとグラボに性能差があるとゲームプレイに支障が出る

なお「CPUと主要なグラボの相性を知りたい!」という人は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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